「塗料がどれだけ長持ちするか?」を見定めるポイントは、塗料の成分にあります。
塗料の成分が分かれば、何年くらい持つのか、大まかな見当をつけることができます。
現在、住宅に使われている塗料は、その成分によって大きく4つに分類があります。
①アクリル樹脂・・・5~8年
②ウレタン樹脂・・・8~10年
③シリコン樹脂・・・10~15年
④フッ素樹脂・・・・15~20年
数字の順番に、耐用年数は長くなり、価格も高くなります。(※あくまでも目安としてご参考ください)
アクリル樹脂は一番安いのですが、耐用年数が短いため不経済になることが多く
最近ではほとんど使われていません。
ただし、新築時にはアクリル樹脂が用いられているケースが多くあります。
こうした際は、新築住宅の一度目の塗り替えは、早めの施工が必要な場合も出てきますので
使用されている塗料の種類をよく確認しておくとよいでしょう。
現在、戸建ての塗り替えに使われる塗料は、ウレタン樹脂やシリコン樹脂が主流となっていますが
シリコンだからどんなケースでも10~15年は持つとは言い切れません。
といいますのは、同じシリコン樹脂塗料でも、価格帯の幅があることが理由のひとつ。
専門的にはなりますが、JIS規定の促進耐候性試験の基準を参考にすることができます。
簡単に言いますと、機械で塗膜にダメージを与え続けて塗膜が何時間劣化せずに耐えられるかを測ったものです。
JIS規定の促進耐候性試験の基準では
・2500時間耐えられる塗料 「耐候型1種」
・1200時間耐えられる塗料 「耐候型2種」
・600時間しか耐えられない塗料 「耐候型3種」
と呼ぶことに決められています。
これは、ほとんどの塗料カタログに載っていますので、耐候性を知るのによい目安となります。
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